左内胸動脈 解剖

note 解剖学マガジン. ポイントだけを暗記するのではなく、教科書を理解するための副教材の決定版。理解をすることで記憶は強固になり、忘れなくなります。 そして解剖学の理解は臨床力への豊かな土壌となります。解剖を得意科目にして将来に役立てたい。 1 内胸動脈 枝 2 内胸動脈 ないきょうどうみゃく internal thoracic artery 鎖骨下動脈から出て,前胸壁の 内面 に沿って下行し, 腹部 にいたる動脈。 縦隔 や 横隔膜 に分布する枝を出すが,最終的には上腹壁動脈となって, 下方 からの下腹壁動脈 (外腸骨動脈 の枝) と吻合する。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 3 右内胸動脈 4 4つの弁は、右心房と右心室の間の 三尖弁 、右心室と肺動脈の間の 肺動脈弁 、左心房と左心室の間の 僧帽弁 、左心室と大動脈の間の 大動脈弁 です。 心房と心室の間の弁(つまり三尖弁と僧帽弁)を 房室弁 、心室と動脈の間の弁(つまり肺動脈弁と大動脈弁)を 半月弁 とも呼びます。 肺動脈弁は大動脈弁よりも高い位置にあります。 弁の位置を知っておくと、 心音を聴くとき に役立ちます。 図8 心臓弁の種類 弁のはたらき 弁は心筋には含まれません。 弁は腱索により心筋(乳頭筋)と連結して、心収縮に連動した受動的な開閉を行います( 図9 )。 図9 弁のはたらき 文献 1)医療情報科学研究所編:病気がみえる vol.2 循環器 第4版.メディックメディア,東京,:. 5 左内胸動脈は左鎖骨下動脈の分枝であり、その走行は体表から2~3cmと浅く、胸骨に沿っていることからリニア型プローブ、セクタプローブにより、胸骨左縁より描出が可能である(図2)。 また、鎖骨上窩より、その起始部近傍の血流をセクタプローブで観察することが可能である。 1.胸骨左縁アプローチ a.胸骨左縁上位肋間から下位肋間へのアプローチ(縦走法) リニア型プローブまたはセクタプローブを胸骨左縁から2cmほど左の矢状方向におき、カラードプラにて左内胸動脈を検索する。 頭側から足側へ向かう血流が肋骨後端に沿って認められる(図3)。 パルスドプラにて血流速度波形を検出すると収縮期優位である。 つづいて下位肋間へプローブを移動させ、同様にカラードプラおよびパルスドプラを用い血流を検出する。 6 【内胸動脈】 これは胸骨後面に隣接する左右の肋軟骨接合部を下行する動脈で、各肋間でつぎつぎと前肋間枝をだし、肋間を前から後ろへと栄養します。 【甲状頚動脈】 これはさらに下甲状腺動脈、上行頚動脈、頚横動脈、肩甲上動脈へと分かれます。 甲状腺や頚部を栄養するので甲状頚動脈です。 下甲状腺動脈は鎖骨下動脈の系統ですが、上甲状腺動脈は外頚動脈の枝です。 甲状腺は栄養供給が2系統あります。 出題されたこともあります。 【肋頚動脈】 最上肋間動脈と深頚動脈へとわかれます。 第1,2肋間は最上肋間動脈とその枝。 第3肋間から胸大動脈からの肋間動脈が走行します 少し細かいところまで見ましたが、鎖骨下動脈に関してはまずは「ツナコロッケ」 7 内胸動脈 働き 8 特に左内胸動脈(LITA:リタ) は解剖学的位置関係から左前下行枝に対するグラフトとして多く用いられている(図1)。複数枝にわたるバイパス術には、血流が豊富でより 9 左内胸動脈. 10 乳房の動脈は外側乳腺枝と内側乳腺枝に分けられる。 内側乳腺枝は主に内胸動脈の穿通枝由来で、肋間神経前皮枝と共に前胸壁に出現する。 外側乳腺枝は、一般には外側胸動脈(図19)の枝と理解されている。 しかし確かに乳腺枝も出すが、前鋸筋に接して走行する深い外側胸動脈の他に、腋窩動脈から直接分れる枝(下胸筋動脈、浅胸動脈)や胸肩峰動脈枝が乳房に分布している(図23,30)。 乳房の所属リンパ管系も、これらの血管と共に腋窩及び上縦隔()に至る。 この過程で乳房が剥離・除去されても差し支えない。 最後に、乳頭を含む矢状断を行ない、内部に管腔が存在するか、乳腺が残存しているか、乳房を区切る結合組織索及びクーパー靭帯(付録「筋膜総論」参照)の存在を確認する(図6,9,10)。 12